PROJECT

上場検討段階の
クライアントへ
史彩のIPO支援による
新たな企業価値の創出

CONTEXT

史彩監査法人は上場企業の監査だけでなく、IPO監査に非常に力を入れております。
IPO監査は、資本市場を通じた日本経済の活性化の貢献につながる社会的意義の非常に高い業務であります。
また、クライアントの株式上場という大きな目標に向かって、クライアントと共に成長することができる、非常にやりがいのある仕事です。IPO監査の中では、会計上の論点や内部統制上の課題など、たくさんの難しいテーマに直面しますが、こういった経験を積むことにより、IPOの専門知識はもちろん、クライアントをリードする監査人の指導的機能、公認会計士として素晴らしいキャリアを積むことができると考えております。
一方でIPO監査では多様な専門知識、経験を必要とする高度な監査業務と言えます。史彩監査法人の高品質のIPO監査、またクライアントへのサービスレベルの更なる向上を目指し、当該プロジェクトを立ち上げました。

VALUE

PROBLEM クライアントの課題

株式上場に向けて会社を発展・成長させたいが、どのように進めるべきかまだ方針が定められてない

企業を株式上場させるためには、非常に多くの課題をクリアする必要があり、何ヵ月もかけて計画・実行・改善を繰り返し、その先にようやく株式上場を行う事が出来ます。
会計上の課題、内部統制における課題など、どのように改善していくべきか、どうすれば正しい方向へと進められるのか、その答えを持っているクライアントは多くありません。
わたしたち史彩監査法人がクライアントへ何度もヒアリングし、どういう課題が存在するのかを明確にし、企業を正しい方向へと導くための監査人として価値を感じてもらえるよう、まずはコミュニケーションを取ることからすべては始まります。

SOLUTION 史彩の提案

経験豊富なメンバーを筆頭にチーム編成し、クライアントの課題に合わせて、解決方法をご提案

プロジェクトメンバーについては、IPO監査の経験豊富な各大手監査法人出身者をはじめ証券会社出向経験者、事業会社CFO経験者により構成しております。具体的には、以下の活動が進行中あるいは計画中です。

  • IPO監査に特化した研修を開催し、事務所全体のIPO監査レベルの向上を目指します。
  • IPO監査特有の会計、内部統制の論点に関する、IPO監査相談窓口を設置し、スピーディ且つ適切な解決を図ることができる体制を構築します。
  • ショートレビュー、財務調査のレポートなどクライアントにとってより付加価値の高い内容にアップデートします。

BENEFIT 価値の創出

時代の変化にも柔軟に対応できるIPO監査の知見をもって
企業の株式上場を支援し、日本経済の活性化の貢献する

史彩監査法人代表社員の伊藤は次世代監査法人IPOフォーラムという活動に代表として参画しています。これはIPO監査に注力するベンチャー監査法人が集結し、IPOを目指す企業を一つでも多く監査で支えようという思いによるものであります。具体的には、参画監査法人内の勉強会、執筆活動をはじめ、合同セミナーも開催しており、IPO業界に精通した外部講師をお招きしてIPOの最新情報やトレンド、専門家ならではの深い考察に触れることができます。

COMMENT

プロジェクト関係者のコメント

監査法人トーマツに約14年在籍した後に史彩監査法人に参画しました。監査法人トーマツでは、旧トータルサービス1部に所属し、数多くのIPO監査、またIPO支援業務に携わりました。今後は自身のスキルアップのみならず、IPO監査の知見や経験を踏まえて、育成業務にも注力していきたいと考えるようになりました。
ただ、気持ちだけが先行してしまい、プロジェクト組成時は、どういった活動、研修が事務所全体にとって有意義であるのか、プロジェクトの方向性について悩みましたが、プロジェクトチームの活発な意見交換により、明確になってきました。各大手監査法人出身者により構成されたプロジェクトチームのため、多様な知見を集約することができたと考えています。
IPO監査に注力する史彩監査法人にとって、今後は重要な役割を担うプロジェクトになることを確信しています。

本橋/2022年入社/会計士

あずさ監査法人に約19年在籍した後に史彩監査法人に参画いたしました。あずさ監査法人では、主にIPOをメインに担当する監査事業部と企業成長支援本部に所属し、多くのIPO監査及びIPO支援業務に携わりました。また、あずさ監査法人在籍中に2年6ヶ月間、野村證券㈱引受審査部に出向してIPOを含めた引受審査業務に従事しました。 今後は自身の今までの経験と知識を生かして、研修や報告書のひな型の改訂等を企画して後進の育成にも力を入れたいと考えて本プロジェクトのメンバーになりました。
本プロジェクトには大手4大法人でIPO関連業務に携わっていた方が多く、幅広い視点での議論をすることができ、大変有意義な経験や知見を得ることができました。
史彩監査法人として、今後のIPO監査をより効果的かつ効率的に行いつつ、クライアントの満足度をいかに上げていくかについて、どのように進めていくべきか悩んだ時期もありましたが、本プロジェクトメンバー間の熱い議論を重ねた結果、具体的な進むべき方向性が見えたことは大きな収穫でした。

小林/2022年入社/会計士

従前にIPO業務を実施していた経験を踏まえ、史彩監査法人に役立つ支援がしたいと思い、IPO推進プロジェクトに参画しました。
実施した業務は、報告書資料の改定です。経営者の心に響く報告書を提供するためには、専門用語の羅列や情報過多ではなく、必要な部分が何か、絞り込み・削ぎ落とす必要があり、その作業は意外に難しく、何度かやり直しとなりました。しかし、その経験は、通常業務にも活かされていると思っています。

鈴木/2021年入社/会計士